力強いパフォーマンスや整ったビジュアルが魅力のINI(アイエヌアイ)は今年でデビュー2年目、アリーナツアーや武道館ライブを成功させた人気急上昇中のアイドルグループです。日本のみならず韓国をはじめとするアジアの国々からも人気を集めていて、きっとこれからより活躍していくことが期待されます。
そんなINIですが、口パクでパフォーマンスをしていたり、売り上げが落ちてしまったという噂があるようです。また未だにMステや紅白といった人気番組に出れないことを疑問に感じている方も多いようですね。
そこで今回はINIの売り上げや口パク疑惑、一部の番組に出れない理由や事務所の社長についてまで調査していきます。
INIは口パク?
5月25日に放送された朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』では、INIが新曲『FANFARE』を披露しました。INIはこの日生歌ではなく口パクで楽曲を披露、ダンスパフォーマンスに力を入れた様子でしたが、SNS上では「堂々と口パクするの流行ってんの?」「どう見ても口パクだよね」といった言葉で溢れました。中には「普段も口パクなの?」という声がありましたが、そういうわけでもありません。
今回のように一切歌わない口パクの時もあれば、音源を被せつつもマイクをオンにしている状態、また完全に生歌の場合の3パターンがあります。これらはINIに限らずアイドルグループにはよくあるパフォーマンススタイルです。使い分けとしては、音楽番組やイベントの主催側の意向の場合もあれば、事務所の方針の場合もあります。「生歌で実力を魅せたい、リアルなパフォーマンスを届けたい」「生放送だからリスクを避けたい」「パフォーマンスに力を入れたい」といった理由からです。
INIも他アーティストとのコラボやカバー曲を披露する時は生歌のことが多いので、色々な都合で臨機応変に対応しているのではないでしょうか。生歌でも十分に上手いことを知っているので、口パクを辞めてほしいというファンの気持ちも分かりますよね。
INIは売り上げが落ちた?
INIの過去シングルの初週売上は、デビューシングル『A』は50.8万枚、2作目『I』58.1万枚、3作目『M』が73.7万枚と、3作全てが初週でハーフミリオンを達成したことで話題となりました。
注目される中で5月に発売された4作目となる『DROP That (FANFARE)』の初週売上は52.2万枚と、無事に今回もハーフミリオンを売り上げることに成功しています。しかしそれと同時に前作品から20万枚以上も下回ることになった今回の数字を、マイナスに捉えているファンも少なくありません。
確かにこれまでと比べると売上が落ちたことには違いありませんが、数字だけを見れば国内の男性アイドルとしてはかなり良い結果です。本人たちのパフォーマンスも時が経つにつれて精度を増していて、日々成長していることが分かります。きっとより素晴らしい作品となっているであろう次回作に期待していましょう。
INIの所属事務所の社長
INIの所属事務所はLAPONEエンタテイメント、INIの他にもJO1やDXTEENといった男性アイドルが所属している芸能プロダクションです。
PRODUCE JAPAN 101からJO1がデビューするにあたって設立された、韓国のCJ ENMと吉本興業ホールディングスが合併した会社です。社長には当時吉本興業のソウル支社に在籍していた崔信化(チェ・シンファ)が任命されました。代表取締役でありながら所属グループの撮影現場やライブ会場に足を運んで応援するような、アーティストを思いやる温かい方で知られています。グループメンバーからはもちろん、ファンからも「チェ社長」と親しまれています。
INIが紅白やMステに出れないのはなぜ
多くのファンを持ち知名度も申し分ないINIですが、紅白歌合戦とミュージックステーションへ出演したことは一度もありません。出れない理由としては『ジャニーズとテレビ局の固い関係性』に影響されているのが一番でしょう。
特にミュージックステーションについては昔から男性グループは国内だとジャニーズ所属アイドルしか出演できないと有名ですよね。そのためどれだけ勢いのあるグループでも、avexやLAPONEといったジャニーズ以外所属のグループだと出演することができません。
紅白歌合戦は事務所ごとに出場枠があると言われていて、やはりその枠数もジャニーズが多く持っています。昨年の紅白2022ではJO1が出場したことで話題となりましたが、やはりLAPONEから2組出場するのは難しかったようですね。そもそも出場基準に満たさないとの判断もあったのかもしれません。
まとめ
この記事ではINIに関する気になる情報をご紹介していきました。
ボーカルとダンス両方に優れたメンバーが居るINI、高いパフォーマンス力が魅力の実力派アイドルであることには違いありません。しかし番組という様々な意向が入り混じるコンテンツである以上、毎回生歌というわけにもいかないようです。これから生歌を披露するきっかけが増えて、ファン以外の人達から持たれてしまった口パクという印象を払拭できると良いですね。売り上げも下がってはいるものの数字としては決して悪いわけではないので、次のシングルも楽しみにしていましょう。
これからも長く活躍していくことを期待して、INIの活動を皆さんで応援していきたいですね。