ドラマ『花子とアン』『やっぱり猫が好き』などで知られる女優の室井滋（むろい しげる）さん、著作家としては『しげちゃん』『すきま地蔵』といった人気絵本を手掛けてきた多方面に活躍する有名女優ですよね。老若男女問わず親しみのある存在で、ある会社が2023年に調査した名脇役ランキングでは第3位に選ばれました。
そんな誰もが知っている有名女優ですが、案外彼女について詳しく知っていることはそう多くはないのではないでしょうか。結婚はしているのか、地元はどこなのか、多くのことが気になりますよね。
そこで今回は室井滋は本名なのか、自宅や実家の場所、また旦那や父親など家族についてまで調査していきます。
室井滋は本名？
室井滋という名は芸名ではなく本名です。シゲルというのはどちらかというと男性の名前に多いので、つい芸名だと思っていた人は少なくないでしょう。実際、この男っぽい名前が原因で幼少期は学校の同級生たちにいじめられていた時期もあったようです。
女性らしい名前に憧れていた室井滋さんは両親に「改名したい」と不満を伝えると、滋と名づけられた理由を次のように聞かされました。
『楽しいことも辛いことも全てが栄養分、滋養になる。滋養の滋で、しげる』
人生で起こる喜怒哀楽全てが自分のためになるという、素敵な想いの込められた名前ですよね。室井滋さん自身もその話を聞いてからは名前に対するコンプレックスを無くすことができたんだそうです。
室井滋の旦那
室井滋さんは現在、事実婚状態にあるパートナーが居ます。
30代の頃から続いている関係で、お相手は映画監督の長谷川和彦（はせがわ かずひこ）さんです。ゴジという愛称で知られており、『太陽を盗んだ男』といった代表作がある定評のある監督です。
結婚ではなく事実婚という選択をしている理由としては『子供が居ない』ことだそうで、もしこれまでに子供ができていたら結婚という選択も考えていたでしょうと本人が話しています。また、室井滋さんが幼い頃に両親が離婚したことや、室井という姓を持つ人がもう自分以外他に居ないということも気にして結婚に至らないのではとも言われています。
室井滋の父親や家族構成
室井滋さんは一人っ子で、両親合わせた３人家族です。
父方の家は何代も家業を継いできた良家出身のため、室井滋さんもピアノを習ったりと不自由の無い生活を送っていたそうです。しかし、作家を目指していたため家業を継がなかった父は作家活動の一環として家を空けることが多く、そのうえ酒とギャンブルが好きだった父の生活ぶりは決して良いものとは言えませんでした。それが原因か室井滋さんが小学校高学年になる頃には両親は離婚、父親に引き取られた室井滋さんは祖母に育てられてきました。
室井滋さんが上京して大学生を満喫していた頃、脳溢血で倒れた父親が48歳の若さで急死されます。
室井滋の自宅や実家はどこ？
事実婚状態にある2人が住まいとしているのは東京都世田谷区に位置する一戸建てです。噂によるとお洒落な外観で、中も10人近く住むことができそうな程の広さなんだそうです。
また、地元である富山県滑川市には実家を改造して出来たログハウスがあります。商売をしていたこともありかなり大きくて広い昔ながらの造りをしていた実家は、今は可愛らしい煙突屋根に白い壁を持つ素敵なログハウスにリフォームされたそうです。
まとめ
この記事では室井滋さんに関する気になる情報をご紹介していきました。
数多くの映画やドラマに出演してきた日本の大女優の一人である彼女、室井滋というのは本名で結婚はしておらず、ただ事実婚として30年以上共に過ごしている加瀬川和彦さんというパートナーが居ることが分かりました。
両親は幼少期に離婚、5月30日放送『徹子の部屋』では若くして亡くなった父親について話されるようです。世田谷区にある自宅や富山県にあるログハウスもいつかメディアに公開されることがあるといいですね。
これからも長く活躍していくことを期待して、室井滋さんの活動を応援していきましょう。
